今回は天井裏からの音に気付かれた茨城県牛久市のお客様から現地調査依頼が入り、現場に伺いました。

天井裏を確認すると、所々にネズミの糞が確認できます↓

こちらのお宅は断熱材がかなりしっかり敷かれていたため、音を認識できるようになるまで時間を要したようですが、天井開口部を空けるとどこにも糞が確認できたため、かなり広範囲にわたり生息していることが明らかな状態でした。

このあと調査結果に基づき作業プランを作成し、正式なご依頼を経て作業をさせていただくことになりました。

こちらのお宅には従来型の換気口はなく、基礎と建物の間のすき間に設置してある防鼠資材（建築時取付）の欠損箇所などをファイバースコープで確認してゆきます↓

直接隙間の有無を目視できない狭所の確認にはファイバースコープが非常に便利ですが、今回は特に水切板下の隙間が非常に狭く、角度的にもファイバースコープで隙間の有無を描出し確認するのに苦労しました。

ほんの少しの距離でもしっかり見てゆくと↓のような多くの箇所で隙間が確認できます。

※　養生テープが貼ってあるところに隙間があります。

これら発見した隙間については建物内のネズミの生息状況（個体数減少の度合い）を確認しながら段階的に閉鎖してゆきます。

建物内に設置した殺鼠剤についても、しっかりと食べられており、薬剤の摂取効率を上げ、効果発現までの時間をコントロールする目的で混ぜておいた穀物類の殻のみが残されていて、殺鼠剤の喫食状況からもしっかりと効果が出ていることがうかがえます。↓

さらに、サンルームの下の隙間についても↓

直接潜って確認し、専用資材にて隙間の閉鎖を実施します↓

※ 一部、画像を加工しています。

建物内での生息がないことを確認し、最終的に全ての侵入経路を閉鎖後、天井裏の殺菌消毒を実施し↓、全ての作業を終了しました。

　
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