春になると鳥類についてのお問い合わせが増えてきますが、今回は千葉県内の商業施設よりハト被害に関するご相談をいただきました。

立体駐車場内に大量に糞がされていて、お客さんの車への糞害にもお困りとのことで、面積が広大なため外部からの侵入を予防することは現実的ではないため、捕獲での防除作業を実施させていただくことになりました。

実際に現場に伺うと・・・↓

沢山の糞が確認でき、フェンス上にも多数のハトが停鳥していることが確認できました。

そのため御見積→正式な作業依頼をいただいた後、鳥獣捕獲許可申請を行ない、捕獲許可が下りた後、捕獲用のトラップの設置を実施しました。

トラップについては駐車場の利用者の安全に配慮し、看板等を配置したうえで設置しました↓

捕獲用のワナについては定期的な餌・水の交換を実施しながらメンテナンスし、捕獲作業を進めました↓

3ヶ月間で30羽のドバトを捕獲し、人が歩いていても平然とハトが歩いていた同じ駐車場とは思えないほど生息数は減少。

捕獲許可期間の終了をもってトラップの撤去を実施し、トラップ設置箇所の簡易清掃を行ない全ての作業を終了しました。

ハトの捕獲については糞害に伴うお問い合わせが多く、中には毎日のように糞の清掃をしていて我慢できなくなってからお問い合わせをいただくケースもありますが、ハトなどの鳥の糞には大量の病原体が含まれている可能性が高く、クリプトコッカス症などの重篤な感染症に罹患するリスクも否定できないため、長期間に及ぶ安易な清掃・自己対応はお勧めできません。

糞害等が続く場合にはまず専門業者にお問い合わせいただくことをお勧めします。

◆　このほかにも多数の施工事例をご紹介しています↓

施工事例ページはこちら→　https://heart-and-soul.jp/case

※ 　弊社ではネズミ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなど年間200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の
　ごく一部のみをご紹介しています。

　　また掲載にあたってはお客様のプライバシーおよび技術情報を保護する目的で詳細な
　お客様情報の掲載は行わず、現場写真についても適宜画像処理を施し、時差投稿と
　させていただいています。

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