ネズミが天井裏を大きな音で駆け回っていて、室内にもネズミの糞があるとのことで調査依頼をいただき、実際に調査をすると天井裏には沢山のネズミの糞とともに無数のハクビシンの足跡が確認されました。

さらに屋根上を探索すると侵入可能な隙間が何か所もあり・・・

ハクビシンの脱糞も確認され・・・↓

中には瓦をずらされて侵入されている箇所もあり・・・↓

これらの侵入経路の中から最も高頻度に利用している侵入経路を絞り込み、ハクビシンについては仮閉鎖→追い出し→完全閉鎖しました。

 

さらに今回は同時にネズミも発生しており、ネズミ防除作業については殺鼠剤＋粘着シート＋侵入経路の段階的閉鎖 にて実施しました。

縁の下の隙間についてはハクビシンは通過不可能なものの、ネズミであれば易々と通過できるサイズでしたので、縁の下に潜り込んで金属製の資材にて閉鎖を実施しました。

弊社の場合、ネズミについては殺鼠剤と粘着シートを併用して駆除する方法を採用していますが、弊社で使用している殺鼠剤は特殊な加工を加えることで、ネズミが食べてから殺鼠剤の効果が発現するまでの時間をあえて遅らせており、侵入経路の閉鎖についても段階的に実施することで可能な限り建物の外でネズミを駆除できるよう工夫をしています。

 

加工の中身については企業秘密ですが、この工夫の結果、弊社では年間140～150件のネズミ防除作業を実施し建物内部でネズミが死亡するケースは２％未満（※）と殆どなく、一般的に3回の作業で被害停止・作業を完結させています。

 

※　建物内でネズミが死亡するケース（全体の2％）はいずれも室内の居住空間までネズミによる糞尿被害が末期的に進行した案件であり、被害が天井裏や壁の中の生息音に限られる場合や室内被害が軽度の場合には心配はほぼ不要です。

 

 

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　※ 　弊社ではネズミだけで年間140～150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、

　　　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　　　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の

　　　ごく一部のみをご紹介しています。

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　　　お客様情報の掲載は行わず、現場写真についても適宜画像処理を施しています。

 

 

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