茨城県 取手市 戸建住宅 ムクドリ防除作業
今回は弊社HPの過去の施工事例をご覧になったお客様からのお問い合わせで、軒下に鳥の巣があるとのことで現地調査に伺いました。
実際に現場を確認すると、2Fの軒天の角に経年劣化によると思われる隙間ができており、そこからムクドリが出入りしている様子が確認されました↓
現調に伺った当時はまだ雛の鳴き声がしていましたが、御見積→ご検討いただいている間に巣立ったとのことで、巣に雛や卵がある間は巣の除去はできないため、ちょうどよいタイミングでの作業実施となりました。
場所的に梯子での作業は危険を伴うため、高所作業車にてアクセスして作業します↓
以前の施工事例の中でも触れているように、ムクドリの巣には大量のトリサシダニが寄生していることが多く、これらへの対策として防護服およびマスクを着用して完全防備で作業に臨みます。
当日は晴天に加え、気温も25℃以上であったため防護服を着用しての作業は過酷でした・・・。
実際に隙間に近づいてみると、軒天部分には3~4㎝程度のわずかな隙間しかなく↓
ここから親鳥が日々出入りして巣材を運び込み、卵を産み、生まれた雛に餌を与えていたと思うと、その生命力の強さ・健気さに感銘を受けますが・・・、このままにしておくのは衛生的に良くないので、現実に戻って巣の撤去に移ります。
ダニ防除用の薬剤を処理しながら、隙間を拡げ巣材を少しずつ撤去してゆきます。天井裏に巣が作られる場合、かなり大量の巣材を運び込むことが多いものですが、今回もこのわずかな隙間から90リットルサイズのゴミ袋2袋分の巣材が撤去されました。
鳥の巣の中では雛が食事だけでなく、当然 排泄もしており悪臭がするため、撤去後は消臭効果も兼ね備えた殺菌消毒剤の噴霧も行ない、最後に軒天の補修も行ない、作業を完了しました。
当初、鳥の出入りが確認された角のみの閉鎖予定でしたが、実際に上がってみると予想以上に経年劣化で弱っている箇所が近くにあったため、範囲を少し拡大して補修しました↓
近年は台風や豪雨など気象条件が厳しく、経年劣化した軒天が破れ、そこから鳥類が侵入するというケースも増えてきており、家の維持管理のチェックポイントとして軒天部分に破れがないかどうかをチェックすることもとても重要といえます。
鳥の巣ができても巣立っていったから、とりあえずそのままにしておこうという方もいらっしゃいますが、軒天にこうした穴があいた状態を放置すると、小さな穴をアライグマやハクビシンなど他の獣が拡げて屋根裏に破壊侵入するケースもあり、こうした獣の侵入はさらに多額の費用負担の原因となりますので、
こうした場所に巣が作られた場合、ひなが巣立ち撤去可能となったならば すぐに軒天の補修や(ダニや悪臭への対策の観点からも)巣材の撤去・消毒を検討されることをお勧めします。
◆ このほかにも多数の施工事例をご紹介しています↓
施工事例ページはこちら→ https://heart-and-soul.jp/case
※ 弊社ではネズミだけで年間140~150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、
シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。
全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の
ごく一部のみをご紹介しています。
また掲載にあたってはお客様のプライバシーおよび技術情報を保護する目的で詳細な
お客様情報の掲載は行わず、現場写真についても適宜画像処理を施しています。
◆ 害虫・害獣などについては お問い合わせページよりフォームまたはお電話にてお問い合わせください。
お問い合わせページはこちら → (https://heart-and-soul.jp/contact)
◆ 主な対応エリア
茨城県:つくば市・守谷市・取手市・牛久市・龍ヶ崎市・利根町・つくばみらい市
稲敷市・河内町・土浦市・阿見町・美浦村・潮来市 ほか
千葉県:印西市・我孫子市・成田市・佐倉市・柏市・松戸市・鎌ヶ谷市・八千代市
野田市・流山市・船橋市・四街道市 ほか
※ 記載のない地域にお住まいの方も お気軽にお問い合わせください。