今回はこのホームページをご覧いただいたお客様よりご連絡をいただき、天井裏や壁の中の音の正体を探るべく現地調査に伺いました。

 

天井裏を確認すると、断熱材には多数のネズミの足跡が確認されました↓

 

さらに天井裏には多数のネズミの糞が確認され、古い糞も新しい糞もあることからある程度長い期間生息していたことが分かりました↓

 

浴室の天井裏にも多数の足跡と糞が確認され、、↓

 

他の獣の生息は確認されなかったため、ネズミ防除作業の御見積を提出　→　正式にご採用いただき、後日作業させていただくことになりました。

 

実際に作業を開始すると、天井裏配線の中でも汚れているところとそうでないところの色の差が激しく、頻繁にネズミが行き来している箇所は配線の表面が汚れていました↓

今回は配線の表面が汚れる程度の被害で済んでいましたが、ネズミは歯が伸びてくる動物（齧歯類）であるため、食べ物が食べ辛くならないよう硬いものを齧って歯を削る習性があり、その一環として天井裏の配線を齧り、それが漏電や火災に発展することもあるため注意が必要と言えます。

 

 

1回目に設置した殺鼠剤については、2回目の点検時には非常に激しく喫食されていることが確認されました↓

 

弊社では殺鼠剤を使用した防除プランを採用していますが、市販品や業者使用の殺鼠剤にありがちな、天井裏空間でネズミを死なせてしまい悪臭や虫を発生させるといったリスクを限りなくゼロに近づけるため、殺鼠剤の喫食から効果発現（致死）までの時間が長くなるよう独自の加工をし、外に出して致死させるよう調整しています。

 

1回目～2回目の作業では激しかった殺鼠剤の喫食も、3回目の作業時点では既に落ち着いている状況で、被害の収束が確認されました。

 

 

侵入経路については、店舗兼住宅ということで従来からお付き合いのある大手の駆除業者さんが出入りしていたようですが、侵入経路は無いと言われていたそうですが・・・

 

実際に確認すると、建物外周部にネズミの成獣でも十分出入り可能な隙間が多数確認され、3回の作業を通じ、通算20箇所以上の侵入経路の閉鎖を段階的に実施しました↓

 

3回目の作業時には全ての侵入経路の閉鎖を終え、室内での被害停止が確認できたため、天井裏の殺菌消毒を実施しました。

 

天井裏の殺菌消毒については、新型コロナウイルスの消毒などでもお馴染みの次亜塩素酸ナトリウムを超微粒子にて噴霧できる特殊な噴霧器にて空間噴霧し、天井裏空間全体の無害化を実施しました↓

 

 

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※ 　弊社ではネズミだけで年間140～150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、

　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

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