今回は茨城県北相馬郡利根町にお住まいの方から、家の入口付近、人通りのある道沿いの木にスズメバチがいるので駆除して欲しいとのご相談があり、現場に向かいました。

確かに人や車の通る道沿いに植えられている木の割れ目から大きなハチが出入りしているのが見えます↓

近づいてみるとハチの種類はオオスズメバチであることが分かります。

オオスズメバチは地中に巣を作ることが多いものの、斜面などでは高い位置の地中に巣を作ったり、今回のような木の割れ目や穴（樹洞）に営巣することもあります。

今回もちょうど人の頭の高さに近い高さを頻繁に往来している様子でしたので、日中でも駆除できないことはないものの、周囲の人の安全を守る意味でも、夜間に作業を行なうことにしました。

現場に到着すると樹洞付近で羽音はかなり大きな音で確認できるものの、出入りする個体はなく、全ての個体が巣に戻っている様子でしたので、作業を開始しました。

巣は樹洞の形状に合わせ縦に長く、かなり大きな木であったこともあり、奥行きも想像以上に大きな巣でした。オオスズメバチは薬剤感受性が他のハチに比べ悪いものの、適切な種類の薬剤を所定の濃度に調整し、昼間に出入口として使用していた箇所から処理し、短時間で駆除することができました↓

さらに近づいて見るとかなり奥行きがあることが分かります↓

これから秋になり、スズメバチの活動が活発になり、攻撃性もかなり高くなるためこのような状況に出くわした場合には、巣が大きくならないうちに極力早く弊社のような専門業者に駆除をご依頼いただくことをお勧めします。

ハチについては「市販の駆除用薬剤でなんとかならないか？」というご相談も少なくありませんが、（基本的に弊社は一般の方にDIYでの駆除作業はお勧めしていませんが）アシナガバチは勿論、スズメバチは比較的薬剤が効くまで時間を要することが多く、仮に薬剤を（スプレーなどで）接触させることができてもすぐに動かなくなる（ノックダウンする）とは限りません。

特にオオスズメバチはキイロスズメバチなどの他のスズメバチより身体が大きく、毒の種類も異なり、針の長さは7㎜と非常に危険な相手であるため、プロの害虫駆除業者でも自社では実施しないという会社が少なくなく、一般の方の自己対応は絶対にお勧めできません。

普通よりも大きなハチであると感じた場合には、まず弊社のような専門業者までご相談ください。

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