弊社ではネズミ防除作業に関しては年間140～150件程度を実施しており、施工をさせていただく案件だけでも現地調査を含めると平均4回訪問するため、少なくとも年間600回程度はお客様宅の天井裏を確認させていただくため、正直なところ担当者的に「これは公開したい！」と思うような場面に遭遇することが少なく・・・

それが災いしてか、最近では「施工事例にネズミの案件が少ない！」とのお声をいただくことも多いのですが・・・（すみません）

 

先日、現調でお伺いしたお客様宅の浴室天井裏に、是非ご覧いただきたい光景が広がっていたのでご紹介↓

お客様からの訪問前ヒアリングにて「ネズミに電気系統がやられて、お風呂が沸かせない」との情報を得ていましたが、実際に調査に伺い浴室の天井裏を観察すると、確かに電線が噛み千切られており、その周囲にクマネズミと思われるネズミの足跡と糞が多数確認されました。

 

ネズミが電線を加害することがあるという話をご存じの方は少なくありませんが、調査にお伺いするとお客様の大半は「電線を齧られるなんてレアケースでしょ？」という感覚のようですが、毎日お客様宅の天井裏を観察する我々プロにとってこれは「日常の光景」であり、

 

歯が伸び続けるのを防ぐため、食べ物以外のものを齧るという習性ゆえにネズミが配線を齧ったり、それによって電気製品の故障や漏電が起きるということは決して珍しいことではありません。

 

特に寒い時期の浴室天井裏は家全体の中でもネズミにとって暖かくて過ごしやすい環境のため、給湯器や浴室乾燥機／浴室暖房などが特に被害に遭いやすいといえます。

 

また、最近では浴室の近くの壁面にブレーカーが設置されている住宅も多く、ブレーカー裏も温かくなりやすい場所であるゆえにネズミによる被害に遭いやすく、ブレーカー付近の線を齧られた場合、漏電に伴い感電死したネズミが原因で火災が起きるリスクも高くなりますので、注意が必要です。

 

こうした被害が配線にまで及ぶケースでは、天井裏や壁の中での音に気付きながらもホームセンター等で買ってきた粘着シートや毒餌で自己流の駆除を試みたり、気づかなかったことにして問題を先送りにした結果、その間に個体数が増え被害が拡大したという場合が殆どです。

 

被害が進んでいるケースと初期の段階のケースでは、当然、初期の段階のケースの方が駆除も容易で費用も割安で済みますので、ネズミの被害に気付かれた場合には速やかに専門家に相談されることをお勧めします。

 

 

◆　このほかにも多数の施工事例をご紹介しています↓

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　※ 　弊社ではネズミだけで年間140～150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、

　　　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　　　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の

　　　ごく一部のみをご紹介しています。

　　　　また掲載にあたってはお客様のプライバシーおよび技術情報を保護する目的で詳細な

　　　お客様情報の掲載は行わず、現場写真についても適宜画像処理を施しています。

 

 

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