新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、令和3年7月・8月も多数のお問い合わせをいただき、弊社では茨城県・千葉県を中心にこの2か月間で25件の消毒業務を実施しました（ペストコントロール協会の感染症予防衛生隊に加入しているため協会案件への人員派遣も含む）。

消毒作業については保健所から積極的に勧められないというケースもあるようですが、実際には

・　専門家ではないので自分たちで消毒をしてもきちんと消毒できているのか不安
・　取引先やお客様、従業員にきちんとした措置を講じたという説明をするためにも実施して欲しい
・　従業員や家族に安心して働いてもらうためにプロの手で実施して欲しい

などのご要望が多く、沢山のご依頼をいただいています。

 

実際の作業についてはなかなかイメージが湧きにくいと思いますが、プライバシーに配慮し加工を施した写真とともにその一部をご紹介します↓

 

 

消毒作業は感染症予防の観点から防護服やマスク・ゴーグルなどの感染症保護具を着用して実施します。

そのため、気温の高くなる夏季の消毒作業は最も厳しい環境での作業となります。

 

オフィス等の消毒においては高濃度エタノールによる手指接触箇所の清拭を中心に実施してゆきます↓

↑受話器の裏など人の肌の触れる箇所をもれなく消毒します。

 

特に清拭においてはただ作業として拭き上げれば良いというわけではなく、そこで生活・労働する人の日常を想像しながら、手指接触箇所や飛沫が付着しやすい箇所を漏れなく拭いてゆくことが大切と言えます。

 

中には清拭に適さない素材などもあるため、そうした箇所については、新型コロナウイルス陽性者を搬送する救急車の消毒にも使用されている特殊な噴霧器を使用し、高濃度エタノールの超微粒子噴霧を実施し、消毒対象となる素材を痛めることなく消毒を進めてゆきます↓

 

中にはエタノールを使用することが素材・環境的に望ましくない箇所もあり、そうした箇所については新型コロナウイルスに対する効果が実証されている別の薬剤を消毒対象の素材に応じ選択・濃度調製し消毒を実施します↓

 

新型コロナウイルスについては一定期間以上糞便中にも排出されることが確認されているため、便器や便座の裏などもしっかりと消毒します↓

プライバシー保護の観点から、消毒作業の詳細については多くを書くことはできませんが、変異株の拡大とともにお問い合わせ内容も変化し、最近ではかなり短期間のうちに職場内感染→家庭内感染→同居高齢者の重症化など急速に感染が移行してゆくというケースも増えており、予断を許さない状況であり、接触感染防止という観点からも早期の消毒実施意義が以前にもまして高まっていると感じます。

それで、感染者あるいは疑わしい症状等が確認された場合はまず早期に隔離し、それ以上 濃厚接触者や感染者が増えないようにしたうえで早期に消毒を実施することをお勧めします。

 

※　次亜塩素酸水の使用について
消毒については一部、「次亜塩素酸水」（次亜塩素酸ナトリウムではない）を使用した消毒を行なっている業者も散見されますが、これらは弱酸性であるなど使いやすい性質も持つ反面、光や熱・酸素などの影響を受けやすく不安定で濃度が一定しないなどのため、確実性の高い消毒作業に使用できるものではないとの判断から、弊社では消毒作業には一切使用しておりません。

◆　このほかにも多数の施工事例をご紹介しています↓

施工事例ページはこちら→　https://heart-and-soul.jp/case

※ 　弊社ではネズミ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなど年間200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の
　ごく一部のみをご紹介しています。

　　また掲載にあたってはお客様のプライバシーおよび技術情報を保護する目的で詳細な
　お客様情報の掲載は行わず、現場写真についても適宜画像処理を施し、時差投稿と
　させていただいています。

◆　害虫・害獣などについては　お問い合わせページよりフォームまたはお電話にてお問い合わせください。

　お問い合わせページはこちら → （https://heart-and-soul.jp/contact）

◆　主な対応エリア

茨城県：つくば市・守谷市・取手市・牛久市・龍ヶ崎市・利根町・つくばみらい市・常総市
　　　　稲敷市・河内町・土浦市・阿見町・美浦村・潮来市　ほか

千葉県：印西市・我孫子市・成田市・佐倉市・柏市・松戸市・鎌ヶ谷市・八千代市
　　　　野田市・流山市・船橋市・四街道市　ほか

＊　新型コロナウイルス消毒作業については他の通常業務より遠方でも対応させていただいていますので、お困りの際はまずお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。