梅雨の声をきくとムカデに関するお問い合わせが急増しますが、今年もそんな季節がやってきました。

今回は、以前 室内でのオオゲジ・ムカデの被害に悩まされていたお客様からの依頼で薬剤処理に伺いました。

弊社ではムカデ対策の切り札として、ＳＣキーパーというムカデ返しを扱っていますが、今回のお宅は構造的に取付が不可能なため、薬剤処理にて対応してきました。

 

これまでも薬剤効果は出ていましたが、昨年秋から試験的に導入した新薬がなかなかの効果を発揮し、今回のお客様宅でもこれまで1シーズンに数十匹のムカデやオオゲジを室内で目撃されていたところ、昨秋の薬剤処理以来、全く見なくなったとのことで「効果絶大だったので、またお願いしたい」とのことで今回の作業に至りました。

 

実際に伺うと、玄関横の人工芝との境目に息絶えたムカデの姿が↓

 

 

すぐ隣にも同じような個体が2匹。いずれも昨秋に処理した薬剤に接触して1-2日程度しか経っていない個体で、外部から侵入しようとする個体にかなり長期間にわたり効果を発揮してくれることを実感させる結果となりました↓

 

 

それで今回も建物外周部への液剤・顆粒状薬剤の処理は勿論↓

 

 

主な発生源と言っても過言ではない、家の裏手の斜面への液剤・顆粒状薬剤の処理を行ない↓

 

 

家と斜面の間の側溝もフタをめくって薬剤処理↓

 

 

作業している間にも生きた個体が現れましたが、薬剤に接触すると即座に動きを停止↓

これまで薬剤感受性が低く（薬が効きにくく）、頭をつぶさないと死なないと言われることの多かったムカデに対して薬剤が速やかに効いていることを改めて確認できました。

なお、ムカデについてはお客様から「市販品でどうにかならないか？」などの相談をいただくことがありますが、弊社にご依頼いただくお客様の90％以上が市販品を試して効果を実感されなかった方なのでオススメできることはなく、むしろ市販品に多い細かい粒子の薬剤などは、風に舞って洗濯物に付着したり、それが原因でご近所トラブルになったり、基礎周辺のコンクリートや石が薬剤で変色して美観を乱したり、いい話を聞かないのでオススメはできません。

また、同業者から「どの薬剤を使用しているのか？」といった質問も多数いただきますが、新薬の効能は勿論、同時に使用している液剤との組み合わせや施工方法の工夫など細かいポイントがあるため、そう簡単に伝えられるものでもなく、その辺は実際に作業依頼をいただいたお客様にのみお伝えする情報とさせていただいています。

 

それで、ムカデなど不快害虫でお困りの方は、弊社のような専門業者まで早期にご相談いただくことをお勧めします。

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