天井裏の音は、お家の構造や使われている材料、居住している方の感覚により様々な聞こえ方をするものですが、今回も正体不明の獣が天井裏にいるとのことで調査に伺いました。

 

家の周りを見回すとハクビシンやアライグマに特有の証跡はなく、家の中に入って天井裏を確認すると・・・、ネズミの糞や足跡が多数確認できました↓

 

そのため侵入経路の閉鎖を含めた防除プランをご提案　→　正式なご依頼をいただき、作業に伺いました。

 

ネズミ防除作業については侵入経路の閉鎖が命なので、あまり閉鎖箇所は公開しない主義ですが、今回は基礎周りの定番の侵入可能箇所の他に、２階の窓の上部が経年劣化あるいは強風などの影響で空いてしまっている状況でした。

 

 

現時点でハクビシンやアライグマの侵入は確認されなかったものの、屋根上に上がって近くから確認すると、壁内につながる隙間はこれらの獣が侵入することも可能なサイズでした。

 

 

通常、こうした場所は空いている箇所を部分的に閉鎖しますが、今回は周辺の材も経年劣化で弱ってきており、近年の台風などの激しさを考慮すると全体を補修したほうが良いだろうとの判断で、全体を補修させていただきました。

 

こうした2階部分の隙間については閉鎖の必要はないという業者さんもいるようですが、クマネズミの生息が確認できる現場では、肉球に多数の細かいヒダがあり、垂直に登ることが得意であるとの生態を考慮に入れ、２階以上の隙間の探索・閉鎖をすることが望ましいと言えます。

 

このお客様宅については、かなり生息数が多い様子ではありましたが、弊社の標準プラン全3回（残り2回）の工程で殺鼠剤設置・粘着トラップ設置・侵入経路の段階的閉鎖・天井裏の殺菌消毒を行ない防除作業を継続してゆくことになりました。

 

 

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※ 　弊社ではネズミだけで年間140～150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、

　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の

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