暑い時期になると様々な要因で建物内にアリが大量に侵入してくることがあり、今回も玄関や室内にアリが大量に発生しているとのことで現地調査に伺いました。

 

現場に到着すると、お客様ご自身で撒いた薬で死んだアリと共に、生きている個体が多数確認されました↓

 

詳しく現場を調査するとシロアリが食害した部分をアリが巣として再利用して出入りしている様子が確認されました↓

 

通常であればここで建物内と屋外に使用する薬剤を分けて、薬剤を散布し速やかに被害を収束させますが、

今回のお客様は化学物質過敏症の既往をお持ちであったため、お伺いした時点で同居されているご家族がアリ駆除のために撒いた市販の薬剤にもお困りの様子でしたので、

 

症状の出にくいアリ専用の「ベイト剤（巣に持ち帰らせて巣ごと駆除するタイプ）」を通常であれば室内の要所に塗布するところ、より症状が出にくくなるよう専用のアタッチメントを使用して室内に処理させていただきました。

 

最近では非常に効果的な薬剤が多く開発される一方、それが環境に与える影響や人やペットに与える影響に注意しなければならないことも事実で、弊社では物件種別やそこに滞在・居住される方への影響なども考慮し、可能な限り少ない負荷で不安や不快感の原因となっている害虫獣を効果的に防除できるよう適切な作業プランを作成し、可能な限り安全・効果的な施工を心がけています。

 

 

 

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※ 　弊社ではネズミだけで年間140～150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、

　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の

　ごく一部のみをご紹介しています。

　　また掲載にあたってはお客様のプライバシーおよび技術情報を保護する目的で詳細な

　お客様情報の掲載は行わず、現場写真についても適宜画像処理を施しています。

 

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