今年は暖冬だったこともあり3月から虫の動きが活発で、４月に入ると害虫に関するお問い合わせがかなり増えてきました。

今回は千葉県内の引渡前の賃貸住宅にてゴキブリが発生して困り果てている・・・とのことで防除作業に向かいました。

事前情報ではゴキブリとだけ聞いていたので、よくあるクロゴキブリの外部からの侵入を疑いましたが、実際に現場に生息していたのは飲食店などに繁殖することが多いチャバネゴキブリでした。

 

 

 

人や荷物について持ち込まれたり、雌の体の尾部から卵鞘（らんしょう）という卵の鞘が人や荷物に付着して、その卵鞘から30-40程度の個体が生まれるため比較的短期間で増えてしまうのがこのゴキブリの特徴です。

巾木と床の隙間を出入りしている姿がありましたので、追い出し用のスプレータイプの薬剤を処理した後↓

 

 

ベイト剤も内部に処理し、シールして今後の侵入リスク対策をしました。

さらに台所のシンクや洗面台などの下のゴキブリ防除ではお馴染みの隙間についても閉鎖。

さらにキッチンカウンターの隙間にも個体が確認できたため、追い出し用の薬剤で追い出した後、ベイト剤を処理↓

 

さらに床面や床下（一部）への液剤噴霧を実施した後、室内に対する空間噴霧を実施↓

 

このあと天井裏への空間噴霧などを実施し全ての作業を終了しました。

 

 

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