今回は工務店さんからのご依頼でリフォーム中物件のシロアリ防除作業を行ないました。

床を落として大引きや根太が露出した状態での施工でした↓

一見するとなんの問題もないように見えますが、実際には古い柱にシロアリの加害痕があり、消毒が必要な状態でした。

 

まずは大引や根太を中心に木部に、木部用の薬剤（防腐・防蟻を兼ねる）を噴霧してゆきます↓

 

土壌用の薬剤についてもそうですが、特に木部用の薬剤は木材内にしっかりと薬剤を浸透させるために、薬剤の剤形や木材の材質に合わせて噴霧する際の圧力を調整し、必要に応じ複数回に分けて噴霧してゆきます。

 

土壌についても、コンクリート製の基礎＝シロアリのリスクはない　とお思いの方が少なくありませんが、地震などでクラックが入ったりすればシロアリは地中から容易く登ってきて木材を加害しますし、コンクリートも石や砂の集合体であり、シロアリのあごの力は非常に強いため、コンクリートを貫くこともあり、決して油断することはできません。

 

今回も土壌用薬剤をしっかりと噴霧しました↓

 

既に内装工事が行われていると浴室などは作業しづらいのですが、今回はそれらが取り付けられる前でしたので、しっかりと薬剤を浸透させることができました↓

 

 

弊社では既築の一般住宅のシロアリ防除作業に加え、こうしたリフォームが進行している中での作業も積極的に実施しています。

 

「これまで専門ではないもののお客様要望で自分たちで実施し、再発しないか不安だった・・・」という工務店さんからは、専門家に委託することで安心してお客様に勧めやすくなったとご好評いただいています。

 

今回のようなリフォーム中の案件では、通常より作業しやすいケースも多く、その場合は必要に応じ作業費用も割安な条件で実施できますので、お客様に真の安心を提供したいとお考えの工務店さんからのお問い合わせをお待ちしています。

 

 

 

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　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

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