今年ほどコウモリのお問い合わせをいただく年は珍しいですが、今回はオーナー様より所有しておられるマンションのコウモリ対策のご相談があり、現地調査に伺いました。

 

実際に現場で状況を確認すると、共用部の笠木の上にコウモリの糞が多数落ちている状況でした↓

↑さらに外壁側だけでなく、内側にもコウモリの糞が付着している様子が見てとれます。

 

詳細は控えますが、現地調査にて糞が落ちる経路、および主な発生（生息）箇所が判明したので、御見積→後日、正式な作業依頼となりました。

 

作業時にはまず生息が多いと思われる箇所に、天然成分でできた忌避剤を処理してゆきます。

ちなみに既に何度も書いている気がしますが、弊社で使用している忌避剤は、小動物やコウモリなどに対し強烈な忌避効果があるだけでなく、忌避効果発発現後は一定の時間が経過すると刺激臭が収まるため、お客様やペットにも優しく非常にご好評いただいています。

 

忌避剤についてはホームセンターなどに行くと、市販品のスプレーなども販売されていますが、これらは一般の方が使用する想定のため、安全性を考慮するがあまり忌避効果がイマイチだったり、忌避成分が使用後も残って部屋や天井裏に異臭が残ったり・・・と中々うまくいかないもので、市販品で悪戦苦闘されたお客様の多くが我々の使用する忌避剤を見て「これはイイ！」と仰います。

 

実際、噴霧してしばらく時間を置くと、笠木の中からコウモリが顔を出し、次々に飛び立ってゆきます↓

中には、スプレーしているすぐ隣から出てくる個体も・・↓

 

時間をおき、追出しで中にいる個体が出て行ったことを確認後、今度は隙間の形状や深さなどに応じて専用資材を加工して侵入経路を閉鎖してゆきます↓

 

資材挿入後は、動かないようシーリング剤にて固定してゆきます↓

 

さらに今回はこの他にも、違うタイプの侵入経路もあり、それらから忌避剤で中の個体を追出し↓

 

詳細は控えますが、侵入箇所の特徴や形状に合った資材にて侵入経路の閉鎖を実施しました。

 

なお、今回はマンションということで施工範囲も広大で、通算で180m以上の隙間を埋める作業を実施しましたが、第1回作業時に特に被害のひどかったエリアから優先的に施工したこともあり、第2回作業時には被害の大半を既に収束させることができ、2日間の作業で当初予定よりも広範囲に対して侵入予防の措置を講ずることができました。

 

 

 

 

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※ 　弊社ではネズミだけで年間140～150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、

　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

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