弊社では年間を通じ140－150件程度のネズミ防除作業を実施していますが、再発予防においては侵入経路の特定と閉鎖が重要であり、築年数が経ったお宅ほど侵入経路は多い傾向があります。

 

今回も従来工法のお宅では定番の縁の下～床下に直接つながる隙間があったり↓

 

 

増築に伴う建物と建物の隙間があったりしましたが↓

 

殺鼠剤を設置するため浴室の天井裏に上ると、建物外に作られた物干しスペースの屋根として使われている波板が外から壁内に直接入る造りとなっており、

 

雨を防ぐうえではよい構造であるものの、ネズミは出入り可能な隙間ができており、外から光が差し込んでいる状況でした↓

 

照明で照らして確認するとクマネズミの足跡が多数確認されたので、外周部は勿論、建物内部からも侵入経路の閉鎖を段階的に実施しました。

 

こちらの隙間については内側から隙間の閉鎖を行ないました↓

なお弊社では通常3回の作業工程で防除作業を実施しますが、大半は2回目の作業時には被害が収まっており、今回のお客様の場合も2回目でほぼ被害収束が確認されたので、2回目の作業にて侵入経路を全て閉鎖しました。

 

最終回の3回目の作業では、人が立ち入ることのできない壁内や天井裏の殺菌消毒をするため、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした空間噴霧を実施し、全ての作業を終了しました。

消毒作業についてはミスト機や直接噴霧で実施する業者さんもいるようですが、弊社では配線が通る天井裏という環境を考慮に入れ、漏電等のリスクを限りなく低減するため、超微粒子での「濡れ感」が殆どない空間噴霧による殺菌消毒を実施しています。

 

 

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※ 　弊社ではネズミだけで年間140～150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、

　シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の

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