毎年GW前後になると、ムカデ等の歩行性不快害虫のお問い合わせが徐々に増えてきますが、今回はお家の中にゲジ（オオゲジ）やムカデが侵入してくるというお客様からのご依頼で防除作業に伺いました。

 

　構造的にSCキーパー（ムカデ返し）などを設置しても効果が出にくい構造の住宅だったため、昨年の同時期には床下への残効性薬剤の散布に加え、換気口内部にメッシュを入れ、上からパンチングメタルを被せ、換気を維持しつつ虫の侵入を防ぐ対応をさせていただきましたが、その甲斐あって今回は床下には生きた個体の姿はナシ。

（昨年は視界の必ずどこかしらには生きた個体が見えている状況でした・・・）

 

 

 

 

今回も建物外周部に顆粒状の薬剤と、残効性と即効性に優れる歩行性不快害虫用の液剤を散布しました。

 

その結果、建物外周部には動けなくなったオオゲジが多数。。。

 

さらに木の根元に積まれていたブロックの隙間がムカデの巣となっており、大小さまざまな トビズムカデ が確認されました↓

 

 

そのため、ブロックを移動させ木の根元にも液剤および顆粒状の薬剤を散布しました↓

 

こちらの住宅では、裏に山（斜面）があり、そこから落ちてくる落ち葉や建物周囲に置かれたブロックなどが、ゲジやムカデの格好の住処となっていました。

 

こうした条件を抱えたお宅では、薬剤の処理と共に害虫を出にくくする発生源対策が重要であり、防除作業をご依頼いただいたお客様については具体的なアドバイスもさせていただいています。

 

 

 

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