気温の上昇に伴い、今年もここにきてムクドリに関するご相談が増えてきました。

 

今回のお客様はご自宅の屋根裏に藁を持ち込まれていて、ムクドリに巣を作られているようだとのことで、弊社のHPの施工事例ページをご覧いただきお問い合わせをいただきました。

 

現調に伺うと、屋根の合わせ目の隙間からムクドリが運び込んだ大量の藁が確認されました。

 

 

過去の施工事例（→  2019年3月、2020年3月）でも触れているように、ムクドリの巣には大量のトリサシダニが寄生していることが多く、今回も後日、まずはトリサシダニの駆除作業を実施し、これと並行して巣の撤去および侵入経路の閉鎖をさせていただくことになりました。

 

この日は他にも、千葉県佐倉市内のお客様より戸袋に営巣しているムクドリの巣撤去に関するご相談をいただき、こちらも後日撤去作業を実施させていただくことになりました。

 

これから夏前までがムクドリに関するご相談の多い時期となりますが、屋根裏は勿論、戸袋などの比較的狭い環境でもムクドリはかなりの量の藁や木の枝などを持ち込み、そこで営巣・繁殖します。（過去に戸袋内に60L程度のサイズのゴミ袋3袋分ほどの藁が出てきたこともあります）

 

営巣して卵を産みそこで雛を育てるわけですが、雛が巣立つまでの間、雛（4～6羽ほど）はそこで食事だけでなく排泄も繰り返すことになり、上述のダニ被害だけでなく、糞害や排せつ物による悪臭などの被害も出てきますので、ムクドリの営巣が確認されたら時間をおかず極力早期に弊社のような専門業者に相談されることをお勧めします。

 

なお、作業実施させていただいたお客様には、（弊社でも予防施工のご提案はできますが）お金をかけずに今後営巣されにくい状況を作るための具体的な提案などもさせていただいています。

 

 

 

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