厳寒期になると獣たちの動きも緩慢になってきますが、ねずみに限っては建物内（特に天井裏）が暖かく生息に適した環境となるため、寒い時期もお問い合わせが続きます。

地元工務店さんからの紹介でお問い合わせをいただいた今回のお客様は、天井裏や壁の中から足音がするだけでなく、室内での生息も確認されたことから早期の調査を依頼されました。実施に調査に伺うと、浴室の点検口の上にはたくさんのクマネズミの足跡と糞が確認されました。

このため、現在侵入している個体の駆除に加え侵入経路の閉鎖や天井裏の消毒などを含めたプランをご提案し、後日3回に分けての防除作業を実施することとなりました。

侵入経路は10箇所以上と多数あったものの、こうした屋根上の空調配管周りにも侵入可能な隙間があり↓

これらを建物内部の個体数減少ペースや各侵入経路の使用頻度等を考慮しながら段階的に閉鎖し、併せて粘着トラップによる幼獣の室内での捕獲も実施し、早期に被害収束させることができました。

また、今回は当初室内でのネズミの生息が確認されたことから、お客様希望にて室内の殺菌消毒剤の処理（特殊噴霧処理）も実施し、お客様に喜んでいただくことができました。