今回は茨城県取手市のお客様よりコウモリのご相談をいただき、現地調査にうかがいました。

調査をはじめてみると玄関に面した１F屋根瓦や２Fの屋根瓦の隙間にコウモリの侵入およびそこからの脱糞が確認され、ウッドデッキ上に黒い糞が散乱している状況でした。

お家の方のお話では当初被害は出ていない・・という北側（玄関裏側）については、同日の夕方に足場をかける場合の確認で再度伺った際に、ちょうどお客様と話をしている最中に外部からコウモリが飛来し隙間から入るのが見えたため、お家の外周全体を対象に作業することをお勧めしました。

↑閉鎖前（現地調査時）の北側の屋根瓦。

防除作業プランのご提案後、お客様より正式なご依頼をいただいたので、まずは北側の２F屋根部分の作業のために部分的に足場を設置。

今回も弊社スタッフが短時間で安定性抜群の足場を架設してくれました↓

本来ならゆっくりと作業を進めるスケジュールを想定していましたが、台風が襲来する予報となったため、予定より前倒しで作業を進めることとなりました。

架設した足場にて安全対策をしっかりと施したうえで、隙間を１つ１つ確認しながら、忌避剤の処理や侵入経路の閉鎖を実施してゆきます↓

南側の面については高所作業車でアクセスして作業しましたが、屋根の頂点付近に近づくと、周囲より若干隙間が広くなっており、そこから頻繁にコウモリが出入りし、破風板が汚れている状況でした↓

忌避剤をこの部分に処理すると4羽のコウモリが次々に飛び出し、その中の1羽は高所作業車の中に落下してきました（ほどなくして他の場所へ飛んで行きました）↓

台風襲来の影響で本来より前倒しのタイトなスケジュールでしたが、他の予定を抱えていたスタッフと協力して作業を進め、無事に台風襲来前に防除作業を終えることができました。

外から見えないよう、目立たないように隙間の閉鎖を実施しているため、当たり前と言えば当たり前なのですが、作業後は北側・南側とも「コウモリ防除作業を実施した」と聞いたうえで至近距離から凝視しなければまずわからない（目当たない）仕上がりで全ての隙間を閉鎖することができました。

↓施工後（北側）

↓施工後（南側）

なお、今回は北側を他の住宅に囲まれており、高所作業車のみでの作業が不可能であったため高所作業車と足場を併用する形で作業を実施しました。

作業のしやすさや手間のことだけを考えれば、全周の足場を専門業者に依頼して架設してもらい、自社分のコストを足してお客様にご提案して作業する方が明らかに楽ですが、弊社では部分的な足場架設や高所作業車については独自ネットワークにより比較的安価に対応可能なため、全周に足場を架設する場合よりも２者を併用するほうがスピーディーに作業工程が進み、お客様にとってはトータルの費用負担も抑えられるため、可能な限り全周への足場架設を回避する方向でご提案をさせていただいています。

コウモリについては「コウモリに対応しています」と標榜はしているものの、現場経験が不足している業者や、そもそも専門外のリフォーム業者や塗装業者等による施工も散見されますが、専門的な知識を有していないゆえのトラブル等も少なくないため、まずは弊社のような専門業者までご相談いただくことをお勧めしています。

◆　このほかにも多数の施工事例をご紹介しています↓

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※ 　弊社ではネズミ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなど年間200件以上の現場の防除作業を手掛けています。

　　全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の
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