茨城県内某所 厨房施設 チョウバエ防除作業
今回は茨城県内のある厨房施設からチョウバエが大量発生しているので駆除して欲しいとのご依頼があり、作業に伺いました。
現場に到着すると、大量のチョウバエの成虫の死骸と、今もなお飛び回っている成虫が多数確認できました。
↓自動ドア前のチョウバエ成虫の死骸
こちらの厨房施設は、季節の変わり目や特定の害虫が増えた場合のスポット対応でこれまでもお伺いしてきましたが、施設自体が老朽化しているため、維持管理は困難な状況ながら、害虫の少ない状態を保ってこられていました。
しかし、新型コロナウイルス流行に伴う緊急事態宣言の影響を受け、稼働停止となった期間に急激にチョウバエが繁殖・大発生していました。
こうした厨房施設では、一般的に排水溝の壁面やグリストラップなどに幼虫・成虫が確認されることが多いのですが、今回は緊急事態宣言で稼働停止していたこともあり、こうした場所は乾燥していて繁殖には適さない状態となっており、
むしろ手洗い場やシンクの管の中に溜まった水の中で繁殖が進んでおり、今回はこれらが主な発生源となっていることが確認されました↓
↓こちらも網をどかすと中から沢山の成虫が飛び出します。
今回は緊急事態宣言解除に伴い、厨房の使用を再開するまで日数的に若干余裕のあるタイミングでしたので、まずは生きている成虫を空間噴霧にて駆除し、配管への液剤の噴霧および脱皮阻害作用のある薬剤の投入を実施しました。また、併せて今後同じような大発生をさせないための具体的なアドバイスもさせていただきました。
このように厨房施設でよくみられるチョウバエも、原因により主な発生場所や被害態様は異なり、「とにかく厨房をきれいにしていれば良い」、「定期的に薬をまくことが効果的」というわけではありません。
特定の生物(昆虫等)急激に増えることには必ず何らかの原因があり、それらに合わせた対処法を選択することが効果的です。
厨房施設などでは普段から定期的な点検・防除を行なうことが最も効果的ですが、それが難しい場合も問題が極端に悪化する前に早い段階でまずは専門家に相談することが被害の早期収束にとって重要と言えるでしょう。
◆ このほかにも多数の施工事例をご紹介しています↓
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※ 弊社ではネズミだけで年間140~150件の施工を行なっており、アライグマやハクビシン、
シロアリなど他の種目を含めると200件以上の現場の防除作業を手掛けています。
全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の
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