スプライザーミニ導入について【新型コロナウイルス消毒業務対応】
このたび弊社では新型コロナウイルスをはじめとする消毒業務に使用する新たな機器(スプライザーミニ)を導入しました。
これまで新型コロナウイルス陽性者あるいは濃厚接触者が滞在していた施設等に対して多数の施工実績がありますが、布製の椅子やソファー、壁(壁紙)、オフィスの書類などをはじめ、通常のアルコールによる清拭はどが難しい箇所に対しての対応が課題でした。
その点、今回新たに導入した「スプライザーミニ」では、電源を使用せずCO2(二酸化炭素ガス)を使用してエタノールを一定の圧力で均一に超微粒子噴霧することができ、引火や爆発の危険を伴わずに広範囲を安全かつ効果的に消毒してゆくことが可能です。
脱色リスクの心配される布素材や、インクへの影響(にじみ・脱色等)が心配される紙素材(書類)に対しても、超微粒子噴霧という特性を生かし、ウイルスの無効化をするに必要な最低限量を処理でき、超微粒子にすることで表面積が大きくなり結果として速やかに揮発し、消毒対象の素材に悪影響を与えずに消毒をすることができます。
その特殊性ゆえに決して安価な製品ではありませんが、未だワクチンが開発されず、呼吸器疾患が増加する冬に向かって今後コロナウイルス感染に対するリスクや不安がさらに増大してゆくと思われる状況に鑑み、地域の方々を不安から守り、真の安心を提供するという社会的使命を考慮し導入に踏み切ることとしました。
今後は個人宅・飲食店さんなどを対象とした定期消毒(ウイルスリセット)施工を実施し、陽性者が出る前に少しでも感染を減らすことができる取り組みに着手したいと考えています。
消毒作業の詳細については改めてHPにて公開予定です。