茨城県守谷市 戸建住宅 ネズミ防除作業
「ガス管がネズミにやられたので調査に来て欲しい・・・」そんな衝撃的なお問い合わせがあり、今回は茨城県守谷市にお住いのお客様宅に調査に伺いました。
ガス管やその周囲の緩衝材がネズミに齧られることは珍しくありませんが、ガス漏れにまで至ることは稀で、もしそこに火気があれば爆発や火災の原因にもなるため、火災などの大事に至っていないという意味では不幸中の幸いと言える状況でしたが・・
実際に現場を拝見すると・・浴室の天井裏には沢山のネズミの糞があり、浴室乾燥機/暖房の配線の被覆も激しく加害されている状況でした↓
今のところショートしたことはないとのことでしたが、いつ起こってもおかしくない状況でしたので、すぐに防除作業プランを作成・提案し→正式なご依頼をいただき、後日作業させていただくことになりました。
今回は状況が状況で火災リスクもあったため、現調に伺った際には既にお客様がホームセンターで購入した殺鼠剤(いわゆる食べさせて殺す毒薬)を天井裏に配置しておられましたが、この殺鼠剤をネズミが食べて既に壁内で死亡し、我々が調査に伺った時には天井裏の壁の中からネズミの死臭がしている状況でした。
上述のように市販品であっても一般の方が安易に殺鼠剤を使用すると、建物内の回収不可能な位置でネズミが死亡してしまうことがあります。プロの業者であっても、殺鼠剤を使用する以上は一定数が建物内で死んでしまう可能性があるため使用に際しては慎重にならざるを得ません。ですから、安易な市販品の使用は絶対にお勧めできません。
弊社でもネズミを駆除する際に、殺鼠剤を使用しますが、弊社で使用する殺鼠剤は理論上も経験上(過去データから)も全体の98%は建物の外に出て効果発現し、建物内での死亡率を2%程度に抑える特殊加工を施した殺鼠剤を使用しています。そのため、被害の程度は様々ですが建物内でのネズミの死亡率は年間2%程度に抑えられ、そのうちの大半は死んだ個体を回収することができています。
今回のお宅でも臭いの流れから壁内でお客様が使用した殺鼠剤による死亡した個体の発生が疑われ、詳細な位置が特定不可な状況であったため、近くに開口部を増設し、孤独死の現場などで使用されるのと同レベルの消臭効果をもつ殺菌消毒剤を処理し、無害化しました。
ネズミについては殺鼠剤やトラップを使用しつつ、段階的に侵入経路を閉鎖する方法で実施しました。
うちのエース、Y氏の徹底的な塞ぎで侵入経路を断ってゆきます↓
このお家のように基礎換気口ではなくスペーサーという、建物と基礎の間に硬質ゴムを挟んだ構造のお宅の場合には、侵入経路は殆どないと思われがちですが、建設業者(大工)さんと我々の観点は全く異なり、1㎝前後の隙間がどこかにあればネズミは侵入可能なので、最終的には基礎周囲を含め、直視できない場所にはファイバースコープを挿入し隙間を探索・閉鎖してゆきます。
このお宅の場合も最終的に、外部から直視不可能な位置に5ヶ所ほどの侵入可能箇所が(ファイバースコープにより)確認され、それらを段階的に閉鎖することで駆除を完了することができました。
ネズミについては「徹底的な侵入経路の閉鎖」がキモであり、それを知っている業者は少なくありませんが、建物の構造やクセに起因する侵入要因の特定と適切な対処方法については精通していない業者がまだまだ多いのが現状です。
安かろう悪かろうの対症療法的な施工ではなく、徹底的な侵入経路の閉鎖を前提とした作業をご検討のお客様はまずはお気軽に弊社までご相談ください。
◆ このほかにも多数の施工事例をご紹介しています↓
施工事例ページはこちら→ https://heart-and-soul.jp/case
※ 弊社ではネズミ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなど年間200件以上の現場の防除作業を手掛けています。
全てを撮影・公開することは効率的ではないため施工事例ページでは弊社で実施した作業の
ごく一部のみをご紹介しています。
また掲載にあたってはお客様のプライバシーおよび技術情報を保護する目的で詳細な
お客様情報の掲載は行わず、現場写真についても適宜画像処理を施し、時差投稿と
させていただいています。
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