今回も美浦村にお住まいの方から天井裏に獣の気配がするとのことで調査に伺いました。
　
調査に伺うと気配というより幼獣の鳴き声がするようになったとのことで、ストックしてあるハクビシンやイタチや、アライグマの鳴き声をお客様に聴いていただくと、繁殖期真っ最中のアライグマの声で間違いありませんでした。

屋外の足跡とも特徴が合致したためアライグマ防除作業の御見積を提出→正式採用となり作業に伺いました。

今回の主な侵入箇所は2Fの軒下で、庭の雑木を伝って軒天の弱っている部分を拡げての侵入でした。

そのため作業は屋根に干渉している雑木の枝を切りながら足場を架設して実施しました。

詳細は企業秘密ですが、軒天の侵入箇所に仮閉鎖と（今回はそこそこ育った幼獣の存在も確認されていたので）幼獣を足場を利用して連れて出られるよう細工をすることにします。

屋内については室内に天井裏にアクセス可能な開口部がなかったため、増設し↓

そこから忌避剤の処理を実施してゆきます↓

数日の経過観察の後、最終的に天井裏に残った個体がいないことをモニタリング用カメラにて確認し、仮閉鎖箇所の閉鎖・天井裏の消毒作業・足場解体を行ない全ての作業を完了することができました。