茨城県 常総市 戸建住宅 アライグマ防除作業
壁の中から音がする・天井裏で足音がする というお問い合わせは多いのですが、、
今回は「壁の中から音がして断熱材が出されている」というお問合せで、受けた私も「むむっ」となったわけですが、ひとまず先入観を捨てて現場を拝見することにしました。
実際に伺ってみると確かに壁の中から何者かが押すなどして断熱材が押し出された形跡が・・・。
お客様の身近な方でこの分野が得意な方いわく、「ハクビシンやアライグマが入れるような隙間はないので入っているのはネズミだ」と言われたとのことでした。
しかし、ネズミは壁や木材などを齧るものの、断熱材が室内側に押し出されるケースは稀なので、ハクビシンやアライグマなどの可能性を考慮し、屋根を確認すると、やはり足跡がありました↓
雨上がりの晴天ということもあり、非常にくっきりとアライグマの足跡が確認できます。
ここにもあり・・・↓
↑体毛がこすれたときにできたと思われる刷毛跡も確認できます。
侵入経路については↑の写真の右側か?と思われそうですが、、まったく別の個所にあり、カメラを挿入できない高さの位置に20×30㎝程度の大きな隙間があり、一般的に5×5㎝サイズの隙間があれば侵入可能といわれるアライグマにとっては難なく入れるサイズでした。
さらに天井裏を確認すると、部屋から部屋を移動しようと断熱材を破った形跡も多数確認され↓
これらの証跡からアライグマの侵入が疑いようのないものとなったため防除作業プランをご提案し、正式なお申込みをいただきました。
なお、捕獲用トラップ(箱わな)の設置については自治体からの許可後に設置するため、忌避剤の処理および侵入経路の段階的閉鎖を先行して行ないました。
許可後に設置させていただいた箱わなには数日後、アライグマが捕獲されました↓
アライグマについては春が繁殖期となっており、基本的には雌1頭で子育てを行い、子供が自分で移動できるようになるまでは忌避剤を使用しても建物から早期に追い出すことは困難となるため、この時期は特にスピード感が求められますが、足音と壁の違和感を感じてから比較的早期にお問合せいただき、すぐに着手させていただけたことで早期解決することができました。
こちらのお宅については、その後も継続的にわなの設置・モニタリングを実施しましたが、近隣にほかの個体が来ている様子もないため、天井裏の殺菌消毒作業を実施し全ての作業を終了しました。
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※ 弊社ではネズミ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなど年間200件以上の現場の防除作業を手掛けています。
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